人気者skog [スクーグ]  制作過程

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MISHIM POTTERY CREATION のここ最近の人気者は
skog [スクーグ] シリーズです。
skogは柄的に冬っぽいのもあるのでしょう。
私としてはマグもお皿も使いやすいと言ってもらえるのが、本当に嬉しい。
残念なのは、Lサイズを作るのが難しくて、なかなか作れないことでしょうか。
いま、制作担当の陶芸作家の佐藤牧子さんと色々試しているところです。


skog [スクーグ] は何と言ってもその絵柄の表現技術の手間がすごい。
特徴である細い線は、描いたものではなく、すべて象嵌という手法で作られています。
文書にするとわかりにくいのですが、、
柄になる部分をニードルやその他道具で彫り込みます。
掘った部分に、別の土を埋め込みます。
埋め込んだ部分を綺麗に削っていくと、掘った部分に別の土が綺麗におさまり、柄として見えて来るのです。

別の土を埋め込んだ後はこんな感じ↓
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ここから、余分な土を削っていきます。↓
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この繊細さったら。。。
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(skogではないのですが、2006年(!)に陶芸制作日記にも記しているので良かったらご覧ください。びっくりの10年前です。10若い自分も写ってて泣けてきます。こちら→

そして、、、
とても時間と手間がかかります。

でも書いた線とは全然違う。
それはお客さんにも伝わってると思います。

柄違いのsnowの点々は筆で一つずつ白い土を描いてます。
だから大きさや薄さなど、本当に一つ一つ違います。
新柄もいろいろと工夫してもらって、ようやく安定してきました。

こうして出来上がってくる作品がアトリエに届く時が一番ドキドキします。
窯によって、焼き具合や色の出具合が微妙に異なるから。
絶対に同じものはできない。
でも、どれも良いものに仕上がってほしい。

そうして無事に焼きあがったものがお客様のもとに届きます。
そしてここから最後の仕上げは、嫁いだ先々で違ってくるんです。
コーヒをたくさん飲む方。
飲み終わって、すぐにカップを洗う方、1日放置してしまう方。
本当にそれぞれだと思います。

そのそれぞれが、貫入に入る色味や渋みの変化に影響してきます。
しっくり。
しっとり。
手に馴染み、口触りに馴染む。
色味や経年の変化を楽しんでもらう。

どんなに可愛らしいデザインでも、こうやって書くと
やっぱり陶器は渋い(笑

長く、大事に付き合ってもらえたらと思います。
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追記
skogのリンク貼り忘れました。。。
skog [スクーグ] シリーズはこちらから
★★★
















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by mishim | 2016-01-13 15:51 | 陶器製作日記
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